
東京都品川区にある写真スタジオ「SOI」が展開する前撮りブランド「Soi(スワ)」は、神奈川県三浦市の城ヶ島に新スタジオを開設。同時にウェディング・成人式の前撮り体験を刷新した。
都心から車で90分の非日常の空間に新スタジオを開設
「Soi」は、海・夜景・自然などのロケーションを生かしたウェディング・成人式前撮りを展開してきた。より一体感のある撮影体験を実現するため、城ヶ島の三崎エリアに新たなスタジオを常設した。

光の移ろいと海風の導線で、午前からマジックアワーまで。“唯一無二”のワンシーンを写真と映像で束ねる前撮り体験を提供
都心から車で約90分というアクセスの良さと、島全体が生み出す非日常の静けさが新スタジオのポイント。この地を拠点に、スタジオ撮影から海辺・岩場・夕景ロケまでをワンラインでつなぐ導線を構築した。
「スタジオから三崎へ直行」できる環境を整備し、撮影ごとの光設計・天候変化・安全基準を一体化。日中からマジックアワーに至るまで、光の移ろいとともに“時を感じる作品”を創り出す。
一日完結の撮影フローで城ヶ島の自然とともに撮影
城ヶ島のロケーションは、海岸エリア・芝生エリア・岩場エリアに分かれており、それぞれに異なった魅力がある。
海岸エリアは、透明度の高い水面が振袖やドレスの色を際立たせるロケーションだ。水平線へ抜ける広がりの中で、柔らかな順光〜半逆光の設計で表情を包み込む。必要に応じて浅瀬の水際表現も、安全基準下で提案する。
芝生エリアは、岬の風を受ける緑地帯。肌トーンが安定する拡散光を生かし、家族写真や所作のディテールを丁寧に収録する。ムービーでは衣装の動きと海風のベクトルを“同一トーン”でつなぎ、物語の中継点として機能させるという。
岩場エリアは、荒々しい岩肌と衣装の繊細な刺繍が生むコントラストが魅力だ。影と光が交差する時間帯に、シルエット〜エッジのあるカットまで設計し、象徴的なワンショットを確立。足場はインストラクター帯同で安全管理を徹底する。

スケジュールの一例
撮影フローは、一日完結。スタジオ集合後にヘアメイクを整え、スタジオで所作や小物の写真を収録。午後は城ヶ島公園へ移動し、まず芝生エリアで家族写真や衣装の動きを柔らかな光で撮影。続いて海岸へ移動し、水面の反射と水平線の広がりを生かして写真+ドローンで仕上げる。そして全体を同一トーンで編集し、一日の物語としてまとめる流れになる。
城ヶ島には“都会と自然の境界線”の静けさがある

SOI 代表取締役・玉手志弥氏
SOIの代表取締役・玉手志弥氏は、城ヶ島への新スタジオ開設にあたり、次のようにコメントをしている。
「城ヶ島という場所には、“都会と自然の境界線”のような静けさがあります。成人式も結婚式も、どちらも“家族の物語の節目”であることに変わりはありません。私たちは、その瞬間を光と映像で美しく記録し、未来に手渡せる形にしたいと考えています」
海や岩場などの自然が織りなす最高のロケーションが魅力の城ヶ島で、一生の思い出に残る撮影をしてみては。
■Soi
提供エリア:全国
HP:https://soiwedding.com
Instagram(Wedding):https://www.instagram.com/soi_wedding_photomovie
Instagram(成人式):https://www.instagram.com/soi_seijinshiki_maedori
(淺野 陽介)